今回は『レインボーシックスシージ(R6S)』において、注目の新オペレーターDeimos(デイモス)の立ち回りについて、紹介していきます。
Deimosは、Y9S1で登場した攻撃側のオペレーターであり、これまでの環境に一石を投じるような、情報収集と暗殺に特化した能力を持ち合わせております。
彼のガジェット「DeathMARK」は、敵の位置を特定し、その行動を強く制限する力を持ち、使いこなすことで試合の流れを大きく変えることが可能です。
とはいえ、ただ能力を発動すれば強い、というわけではございません。Deimosは情報の取り方、使い方、そして味方との連携が求められる、非常にテクニカルなオペレーターでもあります。
本記事では、以下のようなポイントを軸に、Deimosの立ち回り方を丁寧に解説いたします。
- Deimosの基本性能と強み・弱み
- 各ラウンドフェーズでの効果的な動き方
- マップごとの立ち回りのコツ
- 相性の良い味方との連携術
「レインボーシックスシージ Deimos 立ち回り」について、初心者の方にも分かりやすく、実践に役立つ内容をお届けしてまいりますので、どうぞ最後までお付き合いください!
Deimosの基本情報

それでは、まずDeimosというオペレーターの基礎的な情報から押さえてまいりましょう。
彼の能力を最大限に活かすためには、スペックの理解が何よりも重要です。
基本情報
- 本名:ジェラルド・モーリス
- 所属:Keres Legion(ケレス・リージョン)
- 出身地:アメリカ、アラバマ州バーミンガム
- 役割:攻撃オペレーター
- スピード:2
- アーマー:2
使用可能武器
- AK-74M(アサルトライフル)
→ 安定した反動と高威力を兼ね備えたメイン武器。中~遠距離でも対応可能です。 - M590A1(ショットガン)
→ 近距離戦を重視する場合に適しており、室内での制圧力は非常に高いものがあります。
サブ武器には.44マグナムリボルバーを所持しており、これもまた一撃の威力が高く、壁抜きやガジェット破壊にも使える優秀な選択肢となります。
ガジェット
- フラググレネード ×2
- ハードブリーチングチャージ ×2
Deimosは柔軟な役割を果たせるガジェット構成となっており、サブ目標の破壊や裏取りへの道を開くなど、チームの戦術に応じて役割を変えることができます。
特殊能力:DeathMARK(デスマーク)

Deimos最大の特徴は、彼が持つ特殊ガジェット「DeathMARK」にあります。
DeathMARKの概要
- 対象の敵オペレーター1名の位置を継続的に追跡表示する能力です。
- Deimosが発動し、一定距離内で対象をロックオンすると、その敵は逃げ隠れが難しくなります。

この能力はまさに、“狩人”のような性格を持っており、逃げる敵を追い詰め、仕留める――そうした心理的プレッシャーすら与えることができます。
Deimosの強みと注意点
Deimosというオペレーターは、一見すると非常にシンプルな能力を持つように見えますが、実のところ使い手の判断力とタイミング感覚が問われる、奥深い性能を秘めております。
ここでは、彼を使う上で押さえておきたい「強み」と「注意点」を、それぞれ丁寧に整理してまいりましょう。
強み
1. 索敵能力の高さ
Deimosの「DeathMARK」は、リアルタイムで敵の位置を追跡できるという強力なインテル収集ツールです。
これにより、敵の裏取りや逃走ルートを遮断する動きがしやすくなり、単独行動の敵に対しては非常に高い圧力をかけることができます。
2. 1対1での優位性
位置情報を得ている状態での撃ち合いは、言うなれば戦術的な奇襲です。
敵の動きを予測して先回りすることで、有利な撃ち合いを作り出すことが可能となります。
特に閉所の戦闘や、相手がカバーの少ない場所にいる場合は、Deimosが圧倒的な優位を握ります。
3. 心理的プレッシャーをかけられる
DeathMARKの追跡対象となったプレイヤーは、「常に見られている」というプレッシャーを感じます。
これにより、敵の行動は制限され、無理な移動や焦りによるミスを誘発することができるのです。
注意点・弱み
1. 能力発動時、自身の位置がバレる

DeathMARKの最大の弱点は、「発動中、Deimos自身の位置が敵に通知される」ことです。
不用意に能力を使えば、逆に敵に狙われるリスクが高まります。
発動する際は、周囲の安全確認や退路の確保を済ませておくことが重要です。
2. チームとの連携が求められる
Deimosは単独でも強力ですが、取得した情報をチームで共有することで真価を発揮します。
ボイスチャットやピンを活用し、マークした敵の位置を味方と連携して追い詰める動きが理想的です。
3. 発動タイミングが重要
DeathMARKは使用回数に制限があるため、タイミングを見極める判断力が求められます。
例えばラウンド終盤、クラッチの場面であれば、正確な情報が命運を分けることもあるでしょう。
その一発が「試合を動かす決め手」になるのです。
Deimosは、ただの“攻撃的なオペレーター”ではなく、敵の動きを読み、先んじて行動する知的なハンターです。
その強みを活かすためにも、ここでご紹介した注意点は常に念頭に置いておきましょう。
次のセクションでは、より具体的に「基本的な立ち回り方」についてご案内いたします。戦況の流れに応じた動き方を、一緒に確認してまいりましょう。
基本的な立ち回り方
ここからは、Deimosを実戦でどのように扱えばよいのか、ラウンドの流れに沿ってご説明いたします。
彼は情報とタイミングを武器とするオペレーターです。
その立ち回りには、冷静さと大胆さの両方が求められます。
ラウンド序盤:偵察と位置取りがすべてのカギ
ラウンド開始直後は、無理にキルを狙わず、敵の動線と配置を探ることに注力しましょう。
ドローンを活用してマップ全体の流れを把握し、自らが潜むに適したポジションを探すのが理想的です。
- ドローンで狙いやすい孤立した敵を見つける
- 回遊している敵をマーキングの候補に
- 自身の退路を確保しつつ、側面からプレッシャーをかけられる位置に移動
このフェーズでは、「この敵を倒す」とあらかじめ狙いを定めておくことが、後の立ち回りの精度を上げるコツです。
ラウンド中盤:DeathMARKで戦況を崩す
中盤は、戦況が大きく動き始めるタイミングです。
ここでDeimosの真価を発揮させるために、「DeathMARK」の使用タイミングを慎重に選びましょう。
- 味方がエリアをプッシュする直前
- 敵がバラけて孤立した瞬間
- 裏取りやローテーションに走る敵を発見したとき
敵の位置が明らかになることで、味方の侵攻もスムーズになり、キルチャンスが増加します。
ただし、自身の位置も敵に知られることを忘れてはなりません。使用後はすぐに移動する、別ルートに回るなど、“次の一手”を常に考えながら動くことが肝要です。
ラウンド終盤:情報アドバンテージを武器にする
人数差がつき、残り時間も少なくなってくると、敵は防衛ポジションに篭りやすくなります。
この場面で、確実に1人の位置が分かるDeimosの能力は大きな力を発揮します。
- 1v1や2v2の状況で敵の動きを制限
- スモークや妨害系の防衛ガジェットを避けながら、安全にプラント位置へアプローチ
- 追跡することで、敵を目的地から引き離す
この終盤フェーズでは、「相手の読みを外す動き」が特に重要です。
DeathMARKで相手を動揺させ、敵が「出てくるかもしれない」と警戒している間に、別ルートから忍び寄る動きもDeimosならではの戦術です。
Deimosが得意とするマップとおすすめポジション
Deimosは位置特定型オペレーターであり、彼の力を最大限に引き出すには、
「敵の移動が読みやすいマップ構造」や「裏取り・側面圧力をかけやすいルート」が揃っていることが理想です。
ここでは、特にDeimosと相性の良いマップと、その中でも効果的な立ち回りポジションについてご紹介いたしましょう。
1. クラブハウス(Clubhouse)
相性の理由
・横長構造で回遊ルートが多い
・1階・地下ともに裏取りルートが複数存在し、敵の移動が盛ん
おすすめポジション
- 1階:バーベキュー側からの裏取りルート(Bar〜Stock Room)
→ 主導権を握らせない立ち回りで、回遊する敵をマークして潰す。 - 地下:キッチン落とし戸~メイン階段付近
→ キッチンやブルー通路方面から回ってくる敵を先読みして待ち伏せ。
2. 高層ビル(Skyscraper)
相性の理由
・建物の外周から室内を挟み込む構造
・孤立しやすい防衛オペレーターが出やすい
おすすめポジション
- 外側バルコニー~ドラゴンホール付近
→ バルコニー側から侵入し、ドラゴン周辺の警戒を突破する際にDeathMARKが有効。
敵が裏を取ろうとする動きを封じることが可能。 - 2階:展示室~オフィス周辺
→ 敵がピンチを感じてリテイクに動くポイント。位置特定で迎撃しやすいです。
3. 国境(Border)
相性の理由
・マップ自体が狭く、移動の選択肢が限られている
・壁抜き・予測撃ちの精度が活きる場面が多い
おすすめポジション
- アーカイブ〜オフィスの廊下(中東階段~L字廊下)
→ 高確率で敵の移動が集中するルート。DeathMARKで先読みしての待ち伏せが強力。 - 外のバリケード破壊後、監視室裏からの進入
→ 急襲を狙う敵をマークし、裏の動きを封じる。狭いマップだからこそ一発の情報が重くなります。
4. 山荘 (Chalet)
相性の理由
・複数階層の構造と外周の広さから、回り込みが機能しやすい
・強いアンカーが多い防衛に対して、位置暴きが刺さる
おすすめポジション
- 地下防衛時:ワインセラー〜ブルー廊下周辺
→ 敵がクラッチを狙って動くタイミングでマークし、音を立てずに接近可能。 - 2階防衛時:マスターベッド側のバルコニー侵入〜トロフィールーム裏
→ 外周から静かに接近し、タイミングを見てマーキング→裏取りで撃破。
共通の考え方:マップ構造を”情報戦”に活かす
Deimosは、銃撃で勝つオペレーターというよりも、情報で敵の行動を崩して勝つオペレーターです。
どのマップであっても、
- 「敵がよく通るルートはどこか」
- 「孤立しやすいポジションはどこか」
- 「退路が限られる場所はどこか」
といった視点でポジションを選ぶことで、ただ撃つよりも“勝てる状況”を作り出せるようになります。
まとめ
Deimosは、その独特なアビリティ「DeathMARK」によって、敵の居場所を正確に突き止め、味方全体に情報アドバンテージをもたらす優れたオペレーターです。
しかし彼の真価は、単に能力を使うだけではなく、「いつ、どこで、誰に使うか」という判断力とタイミングの見極めにあります。
この記事でご紹介したように、
- ラウンド序盤では敵の配置と動きを観察する冷静さを
- 中盤ではDeathMARKを活かして戦況を切り開く戦術眼を
- 終盤では敵の動きを制限し、勝利へと導く立ち回りを
それぞれ意識することで、Deimosというオペレーターは、チームにとって非常に頼もしい存在となるでしょう。
また、彼はマップによってもパフォーマンスが大きく左右されるため、回遊ルートが多く、敵の動きが予測しやすいマップを選ぶことが、立ち回りの質をさらに高めてくれます。
「ただのアタッカーではなく、チームの目となり、罠となり、刃ともなる」
そんな立ち回りができる方には、Deimosはまさに最適の選択肢と申せましょう。
皆さんも、ぜひこの強かな狩人を使いこなし、戦場を支配する快感を味わってみてください!
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