ウォーキングデッドを見終わっての感想~ニーガンが最高すぎた~

ウォーキングデッドを見終わっての感想~ニーガンが最高すぎた~

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ウォーキングデッドをようやく完走できました。一度シーズン5で離脱してしまって以来、ずっと気になっていて、ようやく見返すことができました。シーズン数も11と多く、途中で心が折れてしまいそうになりましたが、それでも最後まで見てよかったなと思える作品でした。

見終わって、第一に抱いた感想がこれ。

ニーガンが最高だった

初登場したときは、ウォーキングデッドの主要キャラを2人も殺してしまうというトラウマを植え付けられ、全人類を敵に回したレベルで嫌われてたはずなのに、気づけば目が離せなくなってる。残虐でカリスマ性があって、でも人間味もある。悪役なのに、気づけばウォーキングデッド一番の推しキャラになってました。

この記事では、ニーガン推しの私の立場から、ウォーキングデッドを最後まで見た感想を書いていきます。

「ゾンビより人間の方が怖い」って言葉を地で行くドラマだけど、ニーガンほどそのテーマを体現したキャラはいなかったと思います。

目次

誰がいつ死んでもおかしくない状況に常にハラハラさせられた

ウォーキングデッドってゾンビドラマだと思って見始めた人は多いと思います。私も最初はそうでした。でも実際はゾンビは背景にすぎなくて、メインは人間同士の争いと関係性。シーズンを追うごとに、ゾンビよりも人間の方がよっぽど怖いって気づかされます。

登場人物もシーズンをまたぐと性格や立場がガラッと変わっていくし、善人が悪人に、悪人が味方に…みたいな変化がめちゃくちゃリアルだった。仲間を失う場面も多くて、常にハラハラさせられ、正直しんどい瞬間もありましたが、だからこそキャラの生き様が胸に刺さる。

最終的に残るのは「誰が正しいか」じゃなくて「どう生き抜いたか」っていう問い。そこがウォーキングデッド最大の魅力だと断言できます。

ニーガンの魅力

ルシール、俺に力を

で、本題のニーガン。

初登場シーンでの衝撃は今でも忘れられない。ルシールと呼ばれる有刺鉄線をぐるぐる巻きにしたバット片手に、あの独特のリズムで喋りながら、人を殺すことをゲームみたいに扱う。あのときの恐怖感はシリーズ屈指だったと思う。正直、最初見た当時は「こいつだけは絶対に許せない」って本気で思いました。

でも不思議なことに、時間が経つと見方が変わっていきます。圧倒的カリスマ性があって、話がうまくて、敵としての存在感が圧倒的。さらにジュディスなど、小さい子供と接する姿を見せられると、「あれ? こいつ悪いやつだけじゃないな?」ってなる。結局、自分の中で一番印象に残るキャラは誰かって聞かれたら、迷わずニーガンって答える。

あと、ニーガンがすごいのは「ただの悪役」で終わらなかったところ。普通のドラマならラスボスで終わりだと思いますが、ウォーキングデッドはあえて生かし続けて、葛藤させて、贖罪させて、最後には一種の“再生”を描いた。このキャラをここまで深掘りしてくれた制作陣には感謝しかありません。

他キャラや物語全体の感想

ウォーキングデッドはキャラの数が多すぎるあまり、推しキャラができたり、そう思ったら突然死んでしまったりで感情が忙しい。リックは最後まで”主人公”の責任を果たし続けたし、ダリルは最後まで一貫して人情味があってカッコよかった。

この作品の面白いところは、全員が決して「正義の味方」じゃないところ。誰もが仲間のために誰かを犠牲にするし、判断を間違えるし、立場によっては“悪”になる。シーズンが進むごとにキャラの色がどんどん変わっていくから、気づけば「こいつ嫌いだったのに今は好き」みたいな逆転現象が当たり前に起きます。

それが長編ドラマの強みでもあり、ウォーキングデッドがただのゾンビドラマで終わらなかった理由だと思います。

ニーガンが物語に残したもの

ニーガンの存在って、ただの“悪”を描いただけじゃなくて、「悪からの再生」を見せてくれたところに意味がある。最初は全プレイヤーから憎まれてたのに、最後は「この人がいなかったら成立しなかった」って思えるくらいの存在になってました。

特にシーズン11のマギーとの関係は、シリーズを通してのテーマを象徴してたと思う。復讐心と赦しの狭間で揺れるマギーと、罪を背負い続けるニーガン。あれはウォーキングデッドじゃないと描けない人間ドラマだった。

結局、ニーガンって作品そのものを体現したキャラなんだよね。人は変われるのか? 罪は償えるのか? っていう問いに対して、ずっと答えを探し続けた存在だった。

見終わった今だから言えること

長い時間をかけて見届けたからこそ感じるのは、「最後まで見てよかった」っていう満足感。もちろん途中でダレるシーズンもありました。私はシーズン5あたりで一回挫折しました・・でも最終的に残るのは「ウォーキングデッドの登場人物たちと刺激的な体験を一緒に過ごせた」っていう感覚です。

ニーガン推しとしては、あの男の生き様を最初から最後まで見届けられたのが一番の収穫。嫌われ者から始まって、最後にはファンの心をつかむ。そんなキャラってそうそういなインじゃないかって思います。

まとめ

ウォーキングデッドはゾンビドラマに見せかけた“人間ドラマ”だった。生き残る意味、仲間を守る意味、そして人は変われるのかという問い。全部を体現してたのがニーガンだったと思う。

最初は悪役として大嫌いだったはずなのに、気づけば「やっぱりニーガンが一番印象に残った」ってなってる自分がいる。結局、このドラマを語るなら彼を外すことはできない。

ウォーキングデッドの感想を書くはずが、ほとんどニーガンの話になってしまいました(笑)。

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この記事を書いた人

ガジェットとゲームが好きすぎて、生活までギークに。
趣味や、ちょっとだけラクに暮らす方法まで幅広く発信しています。

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